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【就活生必見】TV局絶対内定への道 ※TV業界を目指す就活生が必ず知らきゃいけない基礎知識!

皆さんこんにちは!

今日も就活生、インターン生や大学生になってから漠然と就職活動に不安を持っている人へ有益な情報を発信させて頂きます♪

その名も、「TV業界絶対内定への道、知らなきゃいけないTVの基礎知識」です!

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就職活動業界で昔から変わらず圧倒的に人気を博しているのが、TV局です。

TVは、子供の頃から毎日目にする事もあり、“B to B”企業など認知率が低い企業と比べると、就職活動における人気は圧倒的です。また、給料がとても高い事、そして芸能人と番組を制作出来るなど、普通では経験出来ない体験をする事が出来る事から、毎年約数万人の就活生が応募し、鎬を削っています。

 

巷では、「TV局の内定が一番難しい…」、「TV局にはエリートしか入れない」と話されていますが、この情報は果たして本当なのでしょうか?

色んなサイトでも就職偏差値が商社や広告代理店と並び、偏差値60台以上とされているので、かなり不安は高いと思います。

(他の記事でも紹介しておりますが、就活偏差値は全く当てにならないので信用しないで下さい)

 この記事を見ていて、「芸能人と仕事がしたい!」、「TVマンになって、アイドルと結婚したい」と不純な動機を思っている人もいるかもしれませんが、そんな不純な動機を持っていても就職活動は全然OKです…!

ここで学生の皆さんが知らないであろう、TV局の基礎知識/裏側を書かせて頂いておりますので、この記事を見た方は自分だけの秘密にしておいて下さい…!

 

TV局とは?TV局の歴史

TVとは、地上波放送や衛星放送など番組を制作し、その番組を放映する媒体と事を指し示します。日本で始めTVが放送されたのは、1939年であるとされています。当時の放送は今の地上波放送と異なり、実験放送として、放映されています。また、この初めの放送は、民法キー局ではなく“NHK”が最初に取り組んだ事で知られています。なので今から約60年以上も前に初めTVが放送された事になります。

(これは基礎知識なので、そうなんだ程度の認識で大丈夫です)

この事から【NHK⇒民放局の順番で開設さらた】こと分かりますよね…!

公共放送とは?民間放送って何?

次に、公共放送と民間放送の違いを説明させて頂きます。

簡単に説明すると【公共放送=NHK】、【民間放送=NTV、TBS、CX、EX、TX】です。この「CX」って…と思われている就活生がいるかと思いますので、この略称については後程紹介させて頂きます。

ここでは、局毎に分けさせて頂いたいので大体イメージがついたかと思いますので、もう少しかみ砕いて説明すると「公共放送は、受信料を視聴者から集め、それも元に会社を運営します」、一方で民間放送はスポンサーから広告費を集めて、それを元に会社を運営します」という違いがあります。

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NHKからは電波料の集金が来るが、TBSの人は集金に来ないですよね…実はこれがNHKだけが集金に来る理由なのです。

公共放送と民間放送のメリット、デメリット?

公共放送と民間放送では、財源の収集方法が全く違うのでメリットやデメリットが全く異なります。

公共放送…公共放送はあくまでも視聴者からお金を集めるので、視聴者が必要に思う番組を制作すればOKです。つまり視聴率が高い必要もなく、スポンサーの意向をくみ取る必要がないのです。一方で、視聴者からクレームが来てはいけないので、視聴者から反発が来づらい固い内容を基本とします。

民間放送…広告費が財源のメインとなるので、視聴率が高くなる番組を制作しなくてはなりません。極論、番組が過激でクレームが多くても、視聴率が高ければ問題なしです。一方で、スポンサーの広告費によって番組を制作しているの、スポンサーの意向に沿う事が必要です。

この「視聴率」ですが、果たして本当に視聴率って必要なのと思う人がいるかもしれないので、事項で視聴率について紹介させて頂きます。

視聴率って本当に必要なの?

結論から申して視聴率は民間TV局にとってかなり大事です…!実はスポンサーから貰う広告費ですが、この視聴率によって金額が変わるからです。例えば、10%と2%の番組があった時に、10%の番組にCMを流す方が広告費の単価は高くなります。これは当然で、10%の視聴率の番組でCMが流れた方が、CM接触者が増えるからです。つまり、視聴率が高い番組が多い方がTV局の売り上げが上がるのです。Youtubeなどデジタル媒体が増え、TV局の視聴率が下がっているので、TV局の売り上げが下がっているのです。

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なのでよくTV出演者が「Youtuber」は敵と言っているのはこれが理由です。TVの視聴率が下がってしまうと出演者へのギャランティーも下がってしまいますもんね…涙

また、民間放送では広告費を集めなくてはいけない事から、“広告代理店”との関係が切っても切り離せません…“広告代理店”についてよく分からないっていう方は、仕組みをしっていた方が“内定率”がグンと上がるので過去の記事を参考にしてみて下さい…!

tipimaruo.hatenablog.com

 

TV局の数は?系列局とはどういう事?

次に、TV局の数について紹介させて頂きます。東京に住んでいる人は、NHK+キー民報5局で計6局?と思われているかもしれませんが、これは間違いです。実はNTVは東京だけで放送しており、大阪ではYTV(読売テレビ)が放映しているのです。このように、都道府県には各1局以上の局が存在していて、その局が都道府県に番組を放送しているのです…!そしてTV局は全都道府県を合わせて計114局あります。

では、なぜ東京のテレビ朝日が制作している「アメトーーク」が東京以外の局で観る事ができるのでしょう?

実はこれ、テレビ朝日の系列局がテレビ朝日の番組を放送しているからです。この放送の事を「ネット放送」と言います。別に「アメトーーク」を絶対に放送しなくてはいけないという事ではないのですが、「アメトーーク」を放送した方が良いという判断から、各系列局が放送しているのです。つまり、「アメトーーク」の時間に「アメトーーク」を放送していない局は、アメトーーク」よりも自分たちで制作した番組を放送した方が視聴率が取れると判断している事になります。実は、大阪のABCなんかそれに該当します…!

 

系列局と局の名称について

 次に系列局と局の名称について紹介させて頂きます♪

系列局の前に、局の略称についてお話します。よくタレントがTVで「CX」と言っていて、何言っているのと思った事があるかと思います、マスコミ業界では、フジテレビの事をフジテレビとは呼びません。これは別に調子に乗っているのではなく、本当に呼ばないのです…笑

上記が、正式な呼び方になります。仮にこの呼び方を使っていないサイトがあれば、それはマスコミ業界を知らずに情報提供をしている可能性があるので気を付けて下さい。

そしてこの5局を中心にNTVの系列の事は「N系」と呼びます。CX系列だと「CX系」ですね。この中で少し例外に該当するのが、TX系です。このTX系ですが実は6都道府県にしかありません。(東京、大阪、名古屋、北海道、福岡、岡山)なので、よく「乃木坂工事中が見れない」、「ゴッドタンが見れない」って声を聞きますよね。これは系列がないのが理由です。

また、同様に全ての件に5系列の局がある訳ではないので、見れない番組は都道府県毎に異なります。一方で番版と言って番組だけ他の系列に売って流す方法があります。東京から2週間遅れで番組が流れている場合うは、基本的にこの番版となります。

 

TV局は本当に給料が高いの?地方局だと少ないの?

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次にTV局の給与に関してですが、はっきり言ってTV局の給料はめちゃめちゃ高いです。理由は簡単で広告費の単価が高いので、単純に利益率が高いのです。なので番組の制作費が抑えられれば、抑えられるほど番組の利益率は上がる傾向にあります。分かる易く式に表すと…【(広告費)-(番組制作費)=利益】となります。つまり、好きな番組が終わってしまった時は、視聴率が取れない上に、コストが高かったのだと諦めて下さい。終わらないでと手紙を送るだけではどうしようもない事が分かります…涙

また、番組を沢山作っているから東京のキー5局が一番給料が高いと思っている人もしれないですが、これは実は間違いです。なぜなら、番組を作れば作るほど番組制作費がかかり、入るお金同様に出るお金も増えるからです。この方程式でいくと視聴率が高く、そんなに番組を作りすぎてない局の方が給料が高くなります。そしてこれは、大阪局と名古屋局が当てはまります。ABCやNBN(メ~テレ)なんかが給料が高いと有名です。なので、TV局で働きたい人は東京局だけでなく、全国に視野を広げてみて下さい…!

 

TV局の内定への対策

 TV局の内定の対策ですが、これは各局毎に対策を取る必要があります。また、合わせてTVだけでなくメディア業界全体図を知る必要があります。筆者が就活生時代に一番参考になった本を下記に紹介するので、参考にしてみて下さい♩キー局内定社のほとんどが必読しているので、必ず参考になります!


 

放送業界に関する就活本は、かなり人気で書店で見つける事がかなり難しいとされています。ネットで購入する方が手に入る確率が高いので、是非購入してみて下さい。

(筆者がこの前、書店に行ったら既に売り切れでした…涙)

まとめ

TV局の採用が厳しいと言われるのはそもそもTVの仕組みを学生が知らない事が大半です。なのでこの記事と 図解入門業界研究 最新放送業界の動向とカラクリがよくわかる本[第4版]を合わせて理解を深めて下さい。そしてその後に、必ず各局毎の特長を捉えるようにして下さい。各局毎の特長を文章が長くなってしまったので、また別の記事で紹介させて頂きます♪それでは…!