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【就活生必見!】就職活動と学歴の関係について ※学歴フィルターは本当存在するのか?

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皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか…!本日は、就活生から最もご相談を頂く【就職活動と学歴の関係】について紹介させて頂きます。

 

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まるおも、この学歴フィルターについて学生の時に心配になっていました…
 
始めに結論から申し上げますが、学歴は採用フローの判断基準の1つにはなりますが、学歴フィルターというものはそもそも存在しません!!その理由と、なぜ学歴フィルターが存在するかを順に紹介させて頂きます。
 

学歴フィルターとは何か?

 まず、よく就職活動で耳にする“学歴フィルター”とは何の事でしょうか?ネットや巷の噂では、就活のフロー中に学歴のみで判断されて足切りをされてしまう事だとされています。学校の食堂でも、お祈りメールが届いた学生が「ESで落ちたー、学歴フィルターかな、、」と言っているのを聞いた事があります。事実、学歴はESに記入欄が設けられており、一つの判断材料になっている可能性があります。しかし、本当にこの学歴だけで判断され、面接を受ける権利が剥奪されてしまうのでしょうか…?この結論を考えるには、まずは新卒採用の意味合いを考える必要があるので、次項で説明させて頂きます。
 
 

新卒採用と中途採用の違い

就職活動と学歴の関係を考える際に必要となるのが、新卒採用と中途採用の意味合いの理解をする事です。恐らく就職活動生の大半はこの違いを分からずに、就職活動をしています。結論から記載すると、【新卒採用=今後会社の未来を担う新人を採用し、0から教育して育て上げる】、【中途採用=会社の即戦力として、会社の力になる人材を採用する。その為、ある程度のスキルを必要とする】という違いがあります。

 

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新卒採用

つまり新卒採用は中途採用と異なり、即戦力の力を求められないのです。新卒採用では、将来会社の先頭を背負うであろう人材を採用し、会社の育成方針に沿って教育していきます。また、その能力が1年以内で開花する事を求めておらず、5年~10年後の活躍を見越した人材育成を基本としています。その為、新卒採用の時に人事は「果たして10年後に会社を任せられる人材であるか」を見極めて採用する事となります。

 

中途採用

中途採用は、新卒採用と異なり即効性を求められます。例えば、広告代理店で中途採用があれば、クリエイターに欠員がいて今すぐ活躍できる人材を募集するなど、空いているポジションの代役を見つける為に人材募集をしている事が多いです。その為、時間をかけて人材を育成する事を想定しておらず、今すぐ活躍できる人が採用されやすい傾向にあります。

 

つまり、新卒採用の際は将来を見越した採用となる為、学歴の高い人が欲しいという訳ではなく、会社の育成プランに沿って教育した際に、会社の期待に応えられる人材であるかを見分けているのです。

高学歴=優秀という訳ではないので、新卒採用で必ずしも高学歴が必要という訳ではないですよね…!

 

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まるおは、社会人になるまでこの違いに気が付きませんでした涙
 
 

大企業と学歴の関係について

次に大企業と学歴の関係について紹介させて頂きます。

 

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大企業になるにつれ、学歴が関係ありそうですよね…
大企業になると、学閥というものが存在します。基本的には、早稲田派や慶應派などです。この学閥は、出世争いの際に頻繁に口にされ、早稲田派閥の会社であれば早稲田卒の人材の方が出世し易いなど、多少ならずとも学歴は少し関係してきます。しかし、この学閥は会社に入社してからの話なので、採用フロー関係ありません。そもそも「●●大学の学生を多めに採用しろ!」なんて人事部に掛け合う人なんて、今の時代そうそういません。(半沢直樹が働く東京中央銀行でもありませんし…笑)
なので、人事部が学校別に差別する事は基本的にありません。
(ってかそんな力は付与されていません…)
 
しかし一方で、大企業には高学歴が多いという結果はあります。
 
 

なぜ大企業には高学歴が多いの?

ここまで学歴は関係ないと言っているのにも限らず、大企業=高学歴が多いという結果があります。しかしこ、れは単純に学歴が高いから受かりやすいのは無く、大企業に高学歴が多いのには理由があるという事です。

 

①高学歴の方が大手志向が強い傾向にある

まず初めに挙げれらるのが、高学歴の方が大手志向が強いという結果です。就活生の中には、「大企業には受からないだろう」と勘違いする事から、大手企業を受けない人が大勢います。一方で早慶などの高学歴の人は「高学歴であるから、大手企業に受かるだろう」と大企業を受ける人が大勢います。この意識の差がある事から、そもそも大手企業を受けるパイが高学歴の方が多くなるため、確率論的に高学歴の内定者が多い結果となります。この理論は数学的にな結果なので分かり易いですよね…!

 

②就活に対する準備の違い

次に考えられるのが就活に対する準備の違いです。一般的に高学歴の人の方が就活に対する準備が圧倒的に早く、万全であるとされています。これは受験勉強と一緒です。高3の夏から勉強を開始する人と、高2の春から受験対策をする人では、後者の方が確率が高いですよね…ただなぜこの差が生まれるかというと大学の力の入れようが異なるという点です。大学の人気の差の要因で一番大きいのが、“就職活動に有利か”です。2010年以降に、明治大学が就活に強いという記事が出てから、明治大学の人気が一気に上がったのもこれが理由です。偏差値の高い大学の方が、就活を意識させるタイミングが早いので、勝手に学生の準備期間が早まります。

 

③OB/OGの数の違い

そして最後に重要となるのが、OB/OGの数の違いです。単にOB/OGが多い会社だと受かり易くなるのではなく、OB/OGが多いとOB/OG訪問の確立がグンと上がるので、優位性が異なります。希望の会社にOB/OGがいないと、OB/OG訪問出来る人を探すところから始まります。一方で、高学歴と呼ばれる大学では、キャリアセンターに行けば簡単に紹介して頂けるので、苦労せずにOB/OG訪問ができます。この差はどうする事も出来ないですが、今は昔と異なりSNSが活発な為、ネット一つで簡単に人と繋がる事出来ます。

 

 

大手企業の内定を勝ち取ろう

ここまで読んで頂いた方には、学歴を不安に感じず内定を勝ち取って頂きたいです。新卒採用では、準備をしっかして今後必要な人材だと感じてもうら事が必要です。

その為には、まず入念な就職活動の準備が必要です。過去に就職活動についての記事を記載したので参考にしてみて下さい…!

 

tipimaruo.hatenablog.com

 

 

意外な落し穴SPIについて

そして最後に紹介させて頂きたいのが、SPIについてです。このSPIが実は学歴に直結する最大の落とし穴なのです。SPIは適正検査と呼ばれ、実は学生の足切りに使われることが非常に多いです。就活生が落とされるタイミングで一番多いのがESと呼ばれる書類提出です。このESの段階で約8割くらいの人が落とされるとされています涙 なので面接のステージまで行くにはこのESを乗り切る事が大切です!そしてこのESの際に足切りとして活用するのがSPIなのです。なので、この記事を読んだ人は必ずSPIを対策するようにして下さい!SPIは高学歴の人の方がしっかりと対策する傾向があります。(勉強が苦手な人もここだけは諦めて勉強して下さい涙)

 

過去にSPIの裏側を紹介しているので参考にしてみて下さい。人事が教えてくれない、SPIの本当の裏側を紹介しています。

tipimaruo.hatenablog.com

 

また、SPI対策を始めるにあたりどんな参考書を使えばいいのか分からない人用にオススメの参考書も紹介してます。こちらも多くの人に参考頂いているので、かなりオススメの記事となります!

 

tipimaruo.hatenablog.com

 

とにかくSPIは国立大学のセンター試験と同様に足切り用の試験となるので、再三申し上げますが必ず対策して下さい!

 

 

まとめ

就職活動に学歴フィルターはありませんが、大学によって有利不利は生じます。しかし、その差は自分の努力次第でなんとでもなりますので、諦めずに行動するようにして下さい!皆さんの検討を心から祈っております…!